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新潮文庫の100冊

弁護士の寺田です。

今日から大学入試センター試験。高校生にとっては、人生の一大イベントの一つです。
試験というものは、多くの場合は実力どおりの結果になりますので、開始前には既に勝負は決まっているもの。あとは1個ずらしてマークしてしまうなどの大きなミスや、前日に寝られないなど不測の事態を避けることができれば、自ずと結果はついてきます。健闘を祈りたいと思います。

ところで、高校生活といえば、思い出されるのが「新潮文庫の100冊」。
毎年夏になると、書店にパンフレットが並んでいたのを、懐かしく思い出す人も多いのではないでしょうか。かくいう私もその1人で、もちろん100冊を読破することはできませんでしたが、そのパンフレットを何度も眺めて、100冊読んだような気分にひたっていたものです。

この「新潮文庫の100冊」ですが、1998年からは、パンダのキャラの「Yonda?」という変なものになってしまいましたが、それまでは、毎年魅力的なコピーが添えられて、大物芸能人がイメージキャラクターとなるという、かなり骨のある企画だったのです。このコピーが毎年楽しみでした。

調べてみると、以下のような歴史だったようです。
イメージキャラクター、コピーの順に並べると・・・

1978年
桃井かおり
「知性って、すぐ眠りたがるから、若いうちよ。」

1979年
桃井かおり
「この本読み切れば、小麦色。」

1980年
岸本加世子
「バイバイ、3冊坊主くん。」

1981年
坂本龍一
「ひとりになったら本を読む。」

1982年
坂本龍一
「坂本くん、大きなことをやろうじゃないか。」

1983年
江川 卓
「やる時は、やります。読む時は、読みます。」

1984年
井上陽水
「100冊ぜんぶ読むと、とんでもないことになると思う」

1985年
小林薫
「インテリげんちゃんの、夏やすみ。」

1986年
緒方拳
「拳骨で読め。乳房で読め。」

1987年
陣内孝則
「僕は、夏の赤ん坊です。」

1988年
陣内孝則
「とーちゃんも、夏、読んだ。」

1989年(平成元年)
陣内孝則
「少年少女をやめた夏」

1990年
「ボクハ読ムノガ遅イ人。」

1991年
宮沢りえ
「朝顔と百頁。蝉と五十頁。蛙の声で百頁。」

1992年
宮沢りえ
「十年後の夏、また泣いた。」

1993年
永瀬正敏
「青空は、史上最大の読書灯である。」

1994年
永瀬正敏
「夏の頭は感じやすい。」

1995年
永瀬正敏
「パンツいっちょで、文学三昧。」

1996年
小泉今日子
「『ワタシヲ、読ンデ』、その本は言った。」


いやはや、何とも豪華で贅沢なラインナップ。
コピーもまた、魅力的ですね~。
夏のあの匂いを思い出す方も多いのではないでしょうか。
ほんと、昔はよかったです。
なんでこんなに魅力的な路線を捨てて、変なパンダになってしまったのでしょうかね?
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